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米移民局申請書ガイド

Form I-129:非移民就労者のための請願書

米国企業が外国人専門職を雇用する際、またはH-1BやL-1などの一時就労ビザを更新・変更する際に提出する公式請願書。

誰がForm I-129を提出しますか?

Form I-129は外国人労働者本人が直接提出するものではなく、米国内のスポンサー企業(雇用主)が代理でUSCISに提出します。対象となるのは、特殊技能職(H-1B)、企業内転勤(L-1)、卓越した能力を有する者(O-1)、NAFTA専門職(TN)などの一時就労ビザの申請者です。

また、すでに米国内で就労している者がビザの期間延長を行ったり、別の米国企業へ転職(H-1Bトランスファー)したりする際にもこの申請書が使用されます。

いつ提出すべきですか?

雇用開始予定日、または現在の滞在資格の有効期限が切れる前に提出する必要があります。

新規採用の場合は雇用開始予定日の最長6ヶ月前から提出が可能です。H-1Bの更新やステータス変更の場合は、現在のForm I-94に記載された滞在期限が切れる前に必ずUSCISに受理されなければなりません。

どこに提出しますか?

提出先は申請するビザの種別および勤務地によって細かく指定されています。雇用主または代理人弁護士が指定のUSCISサービスセンター宛てに書類一式を郵送します。

現在、一部のビザ区分(H-1Bなど)についてはUSCISのオンライン提出システムでの電子申請も利用可能です。

申請費用と審査期間

申請手数料:企業の従業員規模、非営利団体かどうか、ビザ種別によって料金体系が大きく異なります。基本料金に加え、不正防止費用(Fraud Fee)や雇用主負担の教育訓練費が加算されます。最新額は uscis.gov/i-129 を確認してください。

審査期間:通常審査は2〜6ヶ月程度です。追加料金を支払ってプレミアムプロセッシング(Form I-907)を利用すれば、15暦日以内に審査結果またはRFE通知を受領できます。

よくある不備と注意点

  • LCA(労働条件申請書)の承認漏れ:H-1B請願書を提出する前に、米国労働省(DOL)から認証済みのLCA(Labor Condition Application)を取得している必要があります。未認証のまま提出すると即時却下されます。
  • 滞在期限切れ後の提出:更新申請を現行のI-94有効期限後に提出した場合、不法滞在期間が発生し、ビザ失効や将来の再入国禁止などの重大な不利益が生じます。
  • 小切手の金額合算ミス:複数の手数料を支払う際、1枚の小切手に合算して振り出すと書類一式が返送される原因になります。手数料項目ごとに個別の小切手を準備してください。

提出後の流れ

書類が受理されると、2〜3週間以内に受領通知(Form I-797C)が発行されます。米国内で現行ステータスの延長を申請中の場合、有効期限が切れた後も最大240日間は合法的に就労を継続することが認められます(240-day rule)。

請願が承認されると、承認通知(Form I-797A)が雇用主に届きます。下部に新しいI-94が添付されており、これにより米国内での就労ステータスが正式に更新されます。

よくある質問(FAQ)

Form I-129の審査期間はどのくらいですか?

通常の審査期間はサービスセンターやビザ種別によって異なりますが、約2ヶ月〜6ヶ月です。雇用主はプレミアムプロセッシング(特急審査、Form I-907)を利用することで、15暦日以内に結果を得ることが可能です。

Form I-129の審査中に米国外へ渡航できますか?

ステータス変更(Change of Status)を伴う申請の場合、審査中に米国外へ出国するとステータス変更の請求部分が放棄されたとみなされ却下されます。ただし、請願(ビザ枠自体の承認)のみは承認される場合があります。

Form I-129の申請手数料は誰が支払うべきですか?

米国の労働法規により、H-1Bビザ関連の基本申請料やACWIA職業訓練費用などの大部分はスポンサーとなる雇用主が負担しなければなりません。外国人労働者にこれらの費用を負担させることは違法となります。

公式リンク

USCIS公式I-129ページ →

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